『心にかける』の意味とは?使い方や別の言い方『気にかける』との違いも解説!

ことばの表現

遠く離れて住んでいる人でも、頻繁に顔を合わせる機会がない方でも、折に触れ、優しい言葉や思いやりのある対応をしてくださる方がいるものです。

小さな働きかけは、人間関係を育ててくれます。

このようになにかと気にかけたり、配慮や心を向けることを【心にかける】といいます。

今回は、この【心にかける】という言葉について、意味や使い方、例文や類義語などを解説していきます!【気にかける】との違いもご紹介します。

【心にかける】の意味

【心にかける】の意味は、つぎのとおりです。

対象に気持ちを向けて、いつも配慮するといった意味の言い回し。気に掛けるともいう。
(出典:実用日本語表現辞典)

このように【心にかける】とは、対象に対していつも心にとめておきながら、配慮することを意味します。

さらに、つぎのようにもいいます。

常に念頭に置き、忘れないようにすること。
(出典:慣用句の辞典・あすとろ出版)

漢字では、【心に掛ける】と書き、慣用句とよばれる言葉です。

 

慣用句とは、二語以上の単語が結合または、呼応して、一個の定型的な表現として用いられる言い回しのこと。

 

ルル
ルル

ぽんた兄ちゃん、いつもルルのこと

心にかけてくれて、ありがとう!

ぽんた
ぽんた

ルルはかわいいから、
心配で心にかけているにゃ。

【心にかける】の使い方・例文

つづいて【心にかける】の例文をご紹介します。
例文1)
いつも気にかけてくださる目上の方や、自社をひいきにしてくれている客先に対して感謝の気持ちを伝えることばです
社長にはいつもお心にかけていただき、感謝しております。
例文2)
相手の状況を心にかけて、自分の対応を決めるようにしています。

例文3)

お隣さんは、80代のおじいちゃんなので、いつも心にかけている。

例文4)

子供たちには、『見守る』という態度を心にかけて、いつも接しています。なぜなら、信頼と自信を与えることができるからです。

例文5)

年老いた両親のことはいつも心にかけて、毎日を過ごしております。

 

このように【心にかける】という言葉は、
『気にかけている』『心に留めている』『配慮している』などの行動のときに使います。

 

【心にかける】の類義語

こちらでは【心にかける】の類義語や別の言い方のことばをご紹介します。

二字熟語

二字の熟語での類義語には、つぎのような言葉があります。

留意、配慮、厚意、
注目、注意、記憶、頓着、

そのほかの類義語・言い換え

《そのほかの類義語・言い換え》
そのほかの類義語や、ことばの言い換えはつぎのとおりです。
目に留める、主眼を置く、
心にとめる、心掛ける、
留意する、気に留める、
気を配る、気にする、
気にかける、
気をつかう、
気遣い、
配慮する、気を付ける、
心を砕く、心配り、
心づくし、心配する、
思いを巡らす、
念頭に置く、
意識する、踏まえる、
類義語やことばの言い換えでは、
【心にかける】の意味の範囲はより広くなります。文章の内容としっくり馴染む言葉を選ぶように心掛けてください。

 

【気にかける】との違いは?

最後に【心にかける】と【気にかける】との違いについて解説します。結論からいえば、意味はほぼ同じです。

さらに【気にかける】は、【心にかける】の類語です。

 

【気にかける】の意味は、つぎのとおりです。

大丈夫かとあれこれと心配したり、気遣ったりすることをいう。
(出典:実用日本語表現辞典)
【気にかける】も対象に気持ちを向けて、配慮したり、気を回すという意味です。

 

多少違いがあるとすれば、【気にかける】という言葉の方が、『心配』の要素が強く、ときにネガティブになりやすい傾向があります。
もちろん【心にかける】にも、『心配する』という意味はありますが、もう少し明朗で前向きなニュアンスが含まれています。
※こちらの記事もおすすめです。
『心置きなく』という大和言葉について解説しています。
>>『心置きなく』とはどんな意味?使い方と例文、類義語や反対語もご紹介!

 

まとめ

今回は【心にかける】という言葉について、解説させていただきました。要点をまとめるとつぎのとおりです。

  • 意味は、
    『対象に気持ちを向けて、配慮すること』や、

    『常に念頭に置き、忘れないようにすること』
  • 慣用句とよばれる言葉
  • 【気にかける】と、意味はほぼ同じ

【心にかける】という言葉は、気持ちを向ける、
心を向ける、配慮する、などのちょっとした心遣いの言葉です。

周囲の人間関係に思いやりの気持ちをもって【心にかける】ことができるように、常日頃から、心に余裕を持ちたいものですね^^

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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