『銀河』とはいつの季語?意味や俳句、類語を解説します!【秋の季語】

秋の季語

『銀河』ということばを聞いて、あなたはどんなイメージが浮かぶでしょうか?

漆黒の闇に浮かび上がる星々、まるで流れる川のように小さな星が集まった様子とか、

塵のように小さな星が夜空に静かに瞬いている様子とか。

『銀河』は『天の川』という意味もありますので、それでパッとイメージできる方もいるかもしれません。

今回は、この『銀河』という言葉について解説します!

 

【銀河】の意味

『銀河』の意味は、つぎのとおりです。

『銀河』の意味

澄んだ夜空の全天にかけて薄く輝いて見える、帯状の無数の星の集団のこと。
天の川。秋の季語。
(出典:旺文社 国語辞典)

 

『銀河』とは、夜空にまるで川のようにあらわれる、小さな星の集団のこと。

いわゆる『天の川』のことで、これを『銀河』と呼びます。

『銀河』は、【秋の季語】になります。

 

天の川といえば、七夕の彦星と織姫の再会シーンの場所を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?なので、【夏の季語】と思いがちですが、実は【秋の季語】なのですね。

 

『銀河』の銀は、銀色のこと。

河は流れる川のことですから、文字通り、銀色のきらきらと輝く河を表現している言葉ということがわかります。

 

おかめ
おかめ

『銀河』は『天の川』のことで、
秋の季語にゃんだな。

 

小梅
小梅

つぎは『銀河』の俳句を紹介するにゃ!

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【銀河】俳句

こちらでは、秋の季語『銀河』を使った俳句をご紹介します。

 

山頂の 闇深ければ 銀河濃し
稲畑汀子

 

虚子一人  銀河と共に 西へゆく
高浜虚子

 

我が思ひ 殊に銀河は 明らかに
高浜虚子

 

きらめきて 銀河に流れある如し
高浜年尾

 

誰かまた 銀河に溺るる 一悲鳴
河原枇杷男

 

ねたきりの わがつかみたし 銀河の尾
秋元不死男

 

少年の たてがみそよぐ 銀河の橇(そり)
寺山修司

 

橋あらば 渡りて行かむ 銀河の夜
村越化石

 

漁火につづく銀河や 島泊り
穴澤光江

 

星一つ とんで銀河に溺れたる
木村享史

 

まじまじと 雲のさけめの銀河見る
山田六甲

 

一灯をかかげ銀河を渡りゆく
豊田都峰

 

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【銀河】の類語・連想語

こちらでは、『銀河』の類語とその意味をご紹介します。

類語『天の川』

『銀河』の類語で真っ先に思い浮かぶのが、銀河の意味でもある『天の川』という言葉です。

『天の川』は、つぎのように辞書に記載があります。

『天の川』の意味

晴れた夜、空に長く白い帯のように見える星の群れのこと。【秋の季語】
(出典:旺文社 国語辞典)

『天の川』も、『銀河』同様、夜空にまるで川のように浮かぶ、小さな星の集まりのことをいいます。

『天の川』も【秋の季語】になります。

 

この『天の川』という言葉には、次のとおり別称があります。これらの言葉も、『銀河』の類語になりますので、ご紹介します。

  • 『銀漢』ぎんかん ・・・【秋の季語】
  • 『天漢』てんかん ・・・【秋の季語】
  • 『天河』てんが ・・・【秋の季語】
  • 『星漢』せいかん

ちなみに、『銀河』を英語では『Garaxy』といいます。

『Milky Way』ともいいますが、こちらは日本語訳では『天の川』という意味で紹介されています。

 

その他『銀河』類語

こちらでは、そのほかの『銀河』の類語、連想語をご紹介します。

類語

『星雲』せいうん・・・薄い雲のように輝いて見える無数の星の集まりのこと。銀河系内星雲と、銀河系外星雲に大別される。

『星団』せいだん・・・恒星※が密集して見えるもののこと。散開星団と、球状星団がある。
※恒星・・・一つの星群の中心になり、相互の位置をほとんど変えない星のこと。太陽とおなじように自ら発光する。

『銀漢』ぎんかん・・・銀河のこと。【秋の季語】

 

連想語

『星屑』ほしくず・・・散らばって光る無数の星のこと。英語では『Stardust』という。

『星団』せいだん・・・恒星が密集して見えるもの。

『星空』ほしぞら・・・晴れて星がきらめいている空のこと。

『星雲』せいうん・・・薄い雲のように輝いて見える無数の星の集まりのこと。

『糠星』ぬかぼし・・・夜空に散らばって見える、無数の小さい星のこと。

『星月夜』ほしづきよ・・・月は出ていないが星が明るく輝いている夜のこと。星の光がまるで月の光のように明るい夜のこと。【秋の季語】

『きら星』きらぼし・・・夜空にきらきらと輝くたくさんの星のこと。また、そのように並んでいる様子をあらわす場合もある(人や物など)

『流れ星』ながれぼし
『流星』りゅうせい・・・天文現象の一つで、夜間に天空のある点で生じた光が一定の距離を移動して、消える現象のこと。

『流星群』りゅうせいぐん・・・決まった時期に、多数の流星が天球上のある一点から四方に飛び出すように現れる現象のこと。

『小宇宙』しょううちゅう・・・たとえば銀河系のように、宇宙の中にあってその姿を代表している小さな宇宙のこと。

『安の河』やすのかわ・・・日本神話で、天上にあるという川の名のこと。

『金銀砂子』きんぎんすなこ・・・金箔や銀箔を使用して装飾を施したもののこと。中には、金箔、銀箔を細かくし、まるで星砂のように装飾したものもあり、襖紙の伝統的装飾技法のひとつ。

 

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まとめ

今回は、秋の季語『銀河』をご紹介させていただきました。

『銀河』をまとめるとつぎのとおりです。

意味)澄んだ夜空の全天にかけて薄く輝いて見える、帯状の無数の星の集団のこと。
秋の季語
『天の川』と同義語

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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