【目まぐるしい】という言葉、あなたはご存知ですか?
この【目まぐるしい】という言葉は、
『ある状態』を意味しています。
この言葉の意味を知らなければ、どんな状態なのか、想像が難しいかも知れません。
今回は、この【目まぐるしい】という言葉について、意味や使い方、類語、
間違えやすい言葉などをご紹介します!
『目まぐるしい』の意味
【目まぐるしい】という言葉は、漢字では【目紛るしい】と書きます。
意味は、つぎのとおりです。
あるいは、物事が流動的であること。
(引用:実用日本語表現辞典)
『目まぐるしい』の語源
【目まぐるしい】の語源は、次のように変化していきました。
はじめのステップとして、つぎのような言葉があります。
形容詞 【目紛ろし(メマギロシ、メマギラシ)】
『目の前にあまりにも多くのものがあり、目がちらついて、はっきりと見分けられないこと』
・形容詞の【目紛ろし(メマギロシ、メマギラシ)】には、次のような意味も含まれます。
『事態が時間の経過にともなって、はげしく移り変わり、見定めがたいという意味』
ところで、【紛る(マギル)】という言葉があるのですが、
この【紛る(マギル)】は、
【目暗る(マグル)】と混同されていたこともありました。
その結果、次のように変化して、
【目まぐるしい】という言葉が使われるようになりました。
『目まぐるしい』の使い方
【目まぐるしい】という言葉の使い方について、例文をご紹介します。
例文1)
例文2)
『目まぐるしい』の類語
【目まぐるしい】の類語には、つぎのような言葉があります。
見る見るうちに、あっという間に、
あれよあれよという間に、
間違えやすいことば
【目まぐるしい】と間違えやすい言葉に、
【目覚ましい(めざましい)】という言葉があります。
これからご紹介する例文は、
本来は、【目覚ましい】というべきところを、
【目まぐるしい】と表現してしまった例文です。
上の例文はに間違いで、下が正しい例文です。
例文1)活躍を表現
『目を見張るほど立派』などの意味があります。
【目覚ましい】には、【目まぐるしい】の
『物事が流動的で頻繁に変化する様』のような意味はありません。
まとめ
【目まぐるしい】とは、『物事が流動的で頻繁に変化する様』を意味しています。
【目まぐるしい】の語源は、【目紛れ】、【目紛ろし】が変化した言葉です。
❝目覚ましい❞ という言葉と間違えやすいので気を付けてください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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