【冬をあらわす綺麗な言葉】冬の季語や美しい日本語をまとめました♪

ことばの表現

あなたは『冬』には、どんなイメージがありますか?

 

日も短くて、太陽の光も弱くなり、空もすこしどんより曇っていたり。

枯葉も落ち、枝だけになった木々。水たまりが凍ったり、霜が降りたり。雪がちらついたり、どっさりと積もったり。

 

キーンと冷たいクリアな夜空には、おおくの星が輝いていたり。

どこか淋し気で、明るく活発なイメージはありませんが、『冬』ならではの魅力があります。

 

今回は、『冬』をあらわす綺麗なことばをあつめました。

日本語には、奥ゆきのある冬の言葉がたくさんあります。いつもの表現をすこし変えるだけで、ぐんと印象も変わります。よかったら参考にしてみてくださいね!

 

冬・雪・氷がつく言葉

こちらでは、『冬』『雪』『氷』という言葉がそれぞれ含まれる【冬の綺麗なことば】をあつめました。

冬がつく言葉

『冬』がつく美しいことばをあつめました。

 

言葉読みかた意味
冬茜ふゆあかね冬の夕焼けのこと。短い時間で鮮烈に燃える美しい夕焼け空。《冬の季語》
冬曙ふゆあけぼの冬の朝は明けるのが遅く、夜の寒さがそのまま残っているようすのこと。《冬の季語》
冬暖かふゆあたたか冬のさなかの暖かな日のこと。冬の恵まれた一日のこと《冬の季語》
冬苺ふゆいちごバラ科の常緑つる性小灌木。冬場、赤く熟す野生のイチゴや温室栽培の苺のことをいう。【苺】のみのときは夏の季語になる。《冬の季語》
冬一番ふゆいちばんその冬はじめての寒波のことをいう。《冬の季語》
冬鶯ふゆうぐいす冬場の鶯は平地にすむ。羽根の色は枯色で非常に目立たない。鳴き声は笹鳴きとよばれ、チャッ、チャッと地鳴きホーホケキョと鳴けない。春が待ち遠しく感じる光景。《冬の季語》
冬麗ふゆうらら冬の日光に照らされてうららかなこと。《冬の季語》
冬霞ふゆかすみ冬にみられる霧の薄いもの。《冬の季語》
冬木ふゆき・ふゆぎ冬の木のこと。とくに、冬になって葉の落ちつくした木。《冬の季語》
冬木の桜ふゆきのさくら葉が落ちつくした冬枯れの桜のこと。《冬の季語》
冬銀河ふゆぎんが冬の夜空にかかる天の川のこと。《冬の季語》
冬風ふゆかぜ冬に吹く風のこと。《冬の季語》
冬草ふゆくさ冬の草のこと。とくに冬になっても枯れないで青く残っている草のこと《冬の季語》
冬化粧ふゆげしょう一面に雪が白く降りつもり、いかにも冬らしい景色になること。
冬木立ふゆこだち冬の落葉した木々のこと。《冬の季語》
冬籠もりふゆごもり冬の寒い間、人や動物が、家・巣・土中などにこもって外に出ないでいること。《冬の季語》
冬鷺ふゆさぎ冬の間、日本にとどまる鷺の総称のこと。《冬の季語》
冬ざれふゆざれ草木が枯れはてて、寂しい冬の風物のようす。《冬の季語》
冬去るふゆさる冬が終わること。長く暗い冬から解放される喜びがある。《冬の季語》
冬支度ふゆじたく冬を迎える準備をすること。《秋の季語》
冬将軍ふゆしょうぐん寒くて厳しい冬のこと。冬の厳しい寒さのこともいう。《冬の季語》
冬昴ふゆすばる冬の牡牛座にあたるプレアデスの和名。《冬の季語》
冬菫ふゆすみれ冬に日当たりのよい野山に咲くスミレのこと。《冬の季語》
冬芹ふゆぜり寒芹の別名で、冬に取れる芹のことで冬の季語。芹自体は、春の季語。
冬空ふゆぞら冬の空のこと。寒々とした冬の空模様《冬の季語》
冬田ふゆた冬の田んぼのこと。冬の荒れた田のこと。《冬の季語》
冬滝ふゆだき冬の凍った滝のこと。《冬の季語》
冬鳥ふゆどり秋に来て冬を越し、春に去る渡り鳥のこと。
冬燈ふゆともし寒々と灯る冬の灯のこと。類語:冬の灯《冬の季語》
冬めくふゆめくまだ秋だと思ううちに、いつか冬の気配がきざすこと。《冬の季語》
冬凪ふゆなぎ冬の日のおだやかな海のこと。《冬の季語》
冬菜ふゆな冬に出回る菜類の総称。白菜・京菜・唐菜・小松菜など。《冬の季語》
冬濤ふゆなみ冬の強い季節風でとげとげしく波が立ち騒いでいるさま。《冬の季語》
冬温しふゆぬくし冬にあらわれるあたたかな陽気のこと。《冬の季語》
冬の泉ふゆのいずみ冬でも湧き出ている泉のこと。《冬の季語》
冬の海ふゆのうみ冬の荒れ果てて物さみしい海のこと。《冬の季語》
冬の暮ふゆのくれ冬の夕暮れ。日没とともに一気に冷え込み、早い時間からあちこちに明かりが灯る風景。寒々とした情景の中にも生活感と温もりを感じる。《冬の季語》
冬の鹿ふゆのしか鹿は冬になると斑点のない、全身暗褐色の毛変わりし、雄雌混ざった群れとして活動し、暮らす鹿のことをいう。《冬の季語》
冬の瀧ふゆのたき冬季の間、凍らずに寒々と流れている瀧のこと。《冬の季語》
冬の蝶ふゆのちょう冬に見かける蝶のこと。《冬の季語》
冬の月ふゆのつき寒さで荒涼とした寂寥感がただよう雰囲気。《冬の季語》
冬の波ふゆのなみ冬の時期は、西高東低の気圧配置で大陸方面から西風や北風が強まり、海や湖などでは波が高く大しけになることが多い。岩に激しく打ち砕ける白波には、厳しい寒さと不安や寂しさといった感情を人にあたえる。《冬の季語》
冬の柳ふゆのやなぎ葉が散りつくして、冬の姿となった柳のこと。《冬の季語》
冬の宵ふゆのよい冬の夕暮れのことで、上記と同じ。《冬の季語》
冬の夜ふゆのよ冬場のひっそりとした寒い夜のこと。
冬晴れふゆばれ冬場に訪れる、よく晴れわたった穏やかな陽気のこと。《冬の季語》
冬日ふゆび・とうじつ冬の太陽、冬の日ざしのこと。《冬の季語》
冬日影ふゆひかげ冬の太陽の日がささない日陰のこと。《冬の季語》
冬日向ふゆひなた冬の日ざしでできた日なたのこと。《冬の季語》
冬日和ふゆびよりおだやかに晴れた冬の日のこと。冬晴れ。《冬の季語》
冬深しふゆふかし一年で寒さが最も極まる時期のこと《冬の季語》
冬深むふゆふかむ冬たけなわという感じ。寒さが極まる頃のこと。《冬の季語》
冬星ふゆぼし星そのものがもっとも鮮やかに眺められる冬天の星のこと。《冬の季語》
冬帽子ふゆぼうし防寒のためにかぶる帽子のこと。《冬の季語》
冬三日月ふゆみかづき冴えて利鎌のように鋭く光ってみえる三日月のこと。《冬の季語》
冬野ふゆの冬場に訪れる、よく晴れわたった穏やかな陽気のこと。《冬の季語》
冬萌ふゆもえ晩冬に木の芽や草の芽が萌え出しているさま。《冬の季語》
冬山ふゆやま荒涼とした、物寂しい冬枯れの野のこと。《冬の季語》
冬夕焼ふゆゆうやけ冬の夕焼けのこと。《冬の季語》
厳冬げんとう冬の寒さが最も厳しい頃のこと。《冬の季語》
冬至とうじ二十四節気のひとつ。北半球では昼がもっとも短い日をさす。⇔夏至
冬至南瓜とうじかぼちゃ冬至に南瓜を食べる風習のこと。無病息災や厄払いの効果があるといわれる。《冬の季語》
冬帝とうてい冬を司る神のこと。《冬の季語》
冬天とうてん冬の空。冬の天気。《冬の季語》
冬眠とうみん熊やカエル、蛇など、寒い間食べものを摂らず、土中などにこもることを言う。《冬の季語》
立冬りっとう二十四節気のひとつ。暦の上で冬がはじまる日。《冬の季語》

 

雪がつく言葉

『雪』がつく冬の綺麗なことばをあつめました。

 

言葉読みかた意味
淡雪あわゆき春先のやわらかで消えやすい雪のこと。《春の季語》
小米雪こごめゆき小米の粒のように細かく、さらさらと降る雪のこと。粉雪のこと。《冬の季語》
粉雪こなゆき粉のようにさらさらした細かい雪のこと。《冬の季語》
小雪こゆき少し降る雪のこと。《冬の季語》
細雪ささめゆき細かい雪、まばらに降る雪のこと。《冬の季語》
しずり雪しずりゆき木の枝などに積もった雪が落ちること。《冬の季語》
新雪しんせつ新しく降り積もった雪のこと。《冬の季語》
雪華
(雪花)
せっか雪の結晶、または、雪が降ることを花にたとえたもの。《冬の季語》
雪舟そり雪や氷の上をすべり走るように人や物を運ぶ道具(乗り物)のこと。《冬の季語》
大雪たいせつひどく降る雪。大雪。二十四節気のひとつ。《冬の季語》
雪明かりゆきあかり積もった雪からの光の反射で、夜も薄す明るく見えること。《冬の季語》
雪景色ゆきげしき雪の降っている眺めや、雪が積もった景色のこと。《冬の季語》
雪時雨ゆきしぐれ雪まじりの雨、みぞれのこと。《冬の季語》
雪雲ゆきぐも雪を降らせる雲のこと。乱層雲のこと。《冬の季語》
雪月夜ゆきづきよ降り積もった雪に月の明かりがさし込んでいるような夜のこと。《冬の季語》
雪の田ゆきのた雪の積もった田んぼのこと。《冬の季語》
雪野ゆきの一面に雪が降り積もった原。《冬の季語》
雪の友ゆきのとも雪見をする人のこと。《冬の季語》
雪仏ゆきぼとけ雪をかためて作った仏像のこと。《冬の季語》
雪待月ゆきまちづき陰暦11月の異称。冬ごもりする前の雪を待つ月。《冬の季語》
雪見笠ゆきみがさ雪見に使う笠のっこと。《冬の季語》
雪見月ゆきみづき陰暦11月の異称。雪を見る月。《冬の季語》
雪催いゆきもよい今にも雪が降り出しそうな様子のこと。《冬の季語》
暮雪ぼせつ暮れ方、夕方に降る雪のこと。また、夕暮れに降る雪景色のこと。《冬の季語》
牡丹雪ぼたんゆき雪片が大きい雪を牡丹の花にたとえたもの。《春の季語》
 水雪 みずゆき 水分をおおく含んだ積雪のこと。《冬の季語》
 深雪 みゆき 雪の雅称。深く積もった雪のこと。《冬の季語》

 

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氷がつく言葉

こちらでは、『氷』がつく美しい冬のことばをあつめました。

 

言葉読みかた意味
海氷かいひょう海水が凍結したもので、海に浮かぶ氷のこと。《冬の季語》
影氷るかげこおる寒さのために影が凍る如く感じられること。《冬の季語》
鐘氷るかねこおる万物が氷りつきそうな冬の日の大鐘の響きをいう。鐘の音さえも凍りつきそうな感覚のこと。《冬の季語》
結氷湖けっぴょうこ一面氷が張った湖のこと。《冬の季語》
氷り滝こおりたき滝が氷結すること。また、氷結した滝のこと。《冬の季語》
氷結ぶこおりむすぶ氷が張ることをいう。《冬の季語》
氷の鏡こおりのかがみ氷の表面がまるで鏡のようであること。また、氷を鏡に見立てた語。氷面鏡のこと。《冬の季語》
氷の楔こおりのくさび氷面が凍って閉じたこと。《冬の季語》
氷の花こおりのはな氷の表面にできる花のような模様のこと。氷花のこと。《冬の季語》
氷餅こおりもち保存食の一種で、餅を水に浸して、凍らせて、寒風に晒して乾燥させたもの。《冬の季語》
霜柱
しもばしら地中の水分が凍って細かい柱状になった氷のこと。多くの場合、表面の土をもち上げる。《冬の季語》
樹氷じゅひょう氷点下5度以下に冷却した濃霧が木の枝などに凍りついて白色に見えるもの。
《冬の季語》
立氷たちひ水の滴りが凍ったもので、軒や木の枝、岩などから棒のように垂れ下がる氷のこと。氷柱のようなもの。《冬の季語》
垂氷たるひ建物の軒下などにできる氷。氷柱のことで、垂氷は古い言い方。《冬の季語》
月氷るつきこおる冴え切った大気の中で鏡のように澄んだ月のようすのこと。《冬の季語》
氷柱つらら水のしずくが凍って、建物の軒下や岩などに棒状に垂れ下がったもの。
《冬の季語》
初氷はつごおり冬になって初めて張った氷のこと。《冬の季語》
氷雨
ひさめ冷たい雨、みぞれのこと。《冬の季語》
氷面鏡ひもかがみ凍った面がまるで鏡のように見えること。《冬の季語》
氷花ひょうか樹木や草に水分が氷結して、白い花をつけたようになる現象のこと。
氷海ひょうかい結氷した海や湖のこと。一面に凍った様子を氷原、氷盤という。類語:海凍る、海氷る《冬の季語》
氷雪ひょうせつ氷と雪のこと。
氷箸ひょうちょ水の滴が凍って、建物の軒下や岩などに棒状に垂れ下がったもの。
《冬の季語》
氷瀑ひょうばく滝が氷結すること。また、氷結した滝のこと。
氷野ひょうや一面氷で覆われている原野のこと。氷原ともいう。
綿氷わたごおり小川の底などについて綿のようにできる氷のこと。《冬の季語》

 

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表現が美しいことば

『冬』なると、雪が降ったり、
その年の終わりが来たりと、どこかロマンチックで特別な感じがあります。

 

こちらでは、『冬』をあらわすロマンチックな言葉や幻想的な言葉、

『冬』ならではの言葉や、音の美しい言葉などをあつめました。

 

いまでは使わない言葉もあるかもしれませんが、日本のことばの『冬』をあじわってみてください。

 

ロマンチックな言葉

ロマンチックな感じのする冬のきれいな言葉をあつめました。

 

言葉読みかた意味
明かり障子あかりしょうじ格子状に組んだ枠の片面だけに白い紙を張り、明かりを取り入れやすくした障子のこと。
銀杏落葉いちょうおちば霜が降りるころに急に散りつくしてしまう銀杏の落葉のこと。《冬の季語》
凍晴いてばれ凍りつくように寒くて、しかも快晴であること。《冬の季語》
落葉焚おちばたき落葉を掻き寄せて焚くこと。《冬の季語》
風花かざはな風に舞ってちらちらと舞い落ちる雪のこと。《冬の季語》
風冴ゆるかぜさゆる大気が澄んで、風があざやかに透き通っているようなさま。《冬の季語》
空っ風からっかぜ冬の北西の乾燥した風のこと。おもに日本海側から山を越えて太平洋側に吹き付ける下降気流のこと。《冬の季語》
枯木星かれきぼし葉が落ちて見通しのよくなった枯れ枝の隙間から見える星のこと。《冬の季語》
枯木立かれこだち枯れ木が群立しているもの。《冬の季語》
寒茜かんあかね寒の内一ヶ月の凍えるような寒さが身に沁みる夕焼けのこと。《冬の季語》
寒椿かんつばき冬に咲く椿のことで、冬の季語。椿自体は、春の季語。
寒凪かんなぎ寒さが厳しい時期、晴れ渡った空に風もなく波も穏やかな凪のこと。《冬の季語》
北下ろしきたおろし冬に山から吹き下ろす北風のこと。《冬の季語》
小春こはる陰暦10月の異称。本格的な冬の前のあたたかな陽気のこと。《冬の季語》
小春凪こはるなぎ小春(陰暦10月の異称で、初冬のころ)のころのおだやかな海の凪のこと。《冬の季語》
小春日和こはるびより晩秋から初冬にかけての暖かくおだやかな晴天のこと。《冬の季語》
木枯らしこがらし秋の終わりごろから冬にかけて吹く強い風のこと。《冬の季語》
霜だたみしもだたみ地上一面にまるで畳を敷いたように降りた霜のこと。《冬の季語》
霜の菊しものきく冬に咲く菊の品種。
霜の声しものこえ霜が降りた夜、冷たく冴えてしんしんと更けてゆく様子。《冬の季語》
霜の衣しものころも霜が一面に降りている様子を衣にたとえたことば。《冬の季語》
霜の花しものはな降りた霜が白く美しいのを、花にたとえていう言葉のこと。
霜降月しもふりづき11月の異名。《冬の季語》
霜見草しもみぐさ寒菊(冬に咲く菊)の別名。《冬の季語》
白姫しらひめ冬を司る女神のこと。
小寒しょうかん二十四節気のひとつ。旧暦11がつ後半~12月前半あたりのこと。
焚火たきび戸外で集めた落ち葉や木片などを燃やすこと。また、明かりや暖をとるために燃やすこと。《冬の季語》
月冴ゆるつきさゆる冴えきった大気の中で、鏡のように澄んだ月のようすのこと。《冬の季語》
早咲の梅はやざきのうめ冬があたたかい年や日当たりのよいところなどで、例年になく早く開花すること。《冬の季語》
春隣はるどなり晩冬の寒さが緩むような時期、春の訪れを感じるさまをあらわす。春の気配。春がもうすぐそこまで来ているということ。《冬の季語》
柊の花ひいらぎのはなモクセイ科の常緑小高木。11月頃に咲く香りのよい小さな白い花。《冬の季語》
日つまるひつまる冬の時期の日が短い感じをあらわす。《冬の季語》
星冴ゆるほしさゆる大気が澄んで、星があざやかに透き通って輝いているように感じること。《冬の季語》
牡丹焚くぼたんたく供養の意もこめて、花のおわった枯れた牡丹の木を焚くこと。類語:牡丹焚火。《冬の季語》
頬凍つるほほいつる凍りつくような頬の冷たさのこと。《冬の季語》
真冬まふゆ冬のさなか。冬の真っ最中のこと。《冬の季語》
六花むつのはな
りっか
雪の異称のこと。雪の結晶は、六角形をしているところからこのように呼ばれるようになった。
山眠るやまねむる静まり返る冬の山をあらわす言葉。《冬の季語》
夕あられゆうあられ夕方に降るあられのこと。《冬の季語》

 

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幻想的な言葉

冬にはなぜか、幻想的なイメージがあります。

こちらでは、幻想的な感じのする冬の美しい言葉をあつめました。

 

言葉読みかた意味
朝霜あさしも朝、降りている霜のこと。《冬の季語》
凍星いてぼしいてつく夜空に鋭い光を放つ星のこと。《冬の季語》
凍空いてぞら凍り付いたような寒々とした冬の空のこと。《冬の季語》
凍霞いてがすみ北国で寒気が急激に襲うとき、空気の凍結から霞靄のように見えるもののこと。《冬の季語》
枯蔦かれつた葉を落とした蔦のことで、壁や塀に蔦だけがはいつたっている様子のこと。《冬の季語》
寒雲かんうん寒々とした冬空の雲のこと。《冬の季語》
寒菊かんぎく菊の一品種のこと。霜に強く、12月~翌1月に小さな黄色の花を咲かせる。別名:霜見草、黄金目貫(こがねめぬき)《冬の季語》
寒月かんげつ冬の夜の冷たく冴えわたった光の月のこと。《冬の季語》
狐火きつねび冬の夜、墓場などで燃える青白い炎のこと。《冬の季語》
極月ごくげつ12月の異称。師走のこと。《冬の季語》
冴ゆるさゆる凛とした寒さが際だつ感じ、寒さが一層増す感じなどをあらわす。《冬の季語》
霜夜しもよ霜のおりる寒い夜のこと。《冬の季語》
霜冴ゆるしもさゆる寒さで霜が純化されて、透き通っているように感じること。《冬の季語》
霜夜そうや空が晴れて霜の降りる寒い夜のこと。《冬の季語》
凍露とうろ露が凍ってできた氷のつぶのこと。
晩翠ばんすい冬枯れの季節になってもなお草木の葉が緑色であること。
深霜ふかしもたくさん降りた霜のこと。《冬の季語》
夜焚火よたきび夜におこなう焚火のこと。《冬の季語》
夜霜よしも 夜の霜のこと。《冬の季語》
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音が美しいことば

こちらでは、音の響きが綺麗なことばをあつめました。

いまでは使わない言葉もありますが、日本の『冬』を味わってみてください^^

 

言葉読みかた意味
落葉焚おちばたき晩秋に落葉をあつめて焚くこと。《冬の季語》
お霜月おしもつき浄土真宗で、11月22日~親鸞の命日(28日)までの期間のこと。
おでん はんぺん、こんにゃく、豆腐、大根など大切りにしてぐつぐつよ煮込んだもの。類語:関東だき《冬の季語》
丑の月うしのつき陰暦12月の異称。
蕪菜かぶらな蕪の別名のこと。《冬の季語》
蕪汁かぶらじる蕪の味噌汁のこと。葉や茎もいっしょに切り込んで煮る。《冬の季語》
神の旅かみのたび陰暦10月、諸国の神々が出雲大社に集まる旅のこと。《冬の季語》
神渡しかみわたし陰暦10月に吹く、西の風。出雲大社へ渡る神々を送る風の意からきている。《冬の季語》
菊の冬至芽きくのとうじめ枯れた菊の地中に残った根は、冬至の頃、株を彫り上げると、3,4センチほどの白くて先のとがったウド芽が多数ついていることをいう。《冬の季語》
葛湯くずゆ葛粉に砂糖をまぜ、お湯をそそいだ温かいとろみのある飲みもの。《冬の季語》
配り餅くばりもちつきたてのお餅を親類や近所へ配ること。《冬の季語》
香橙こうとう九年母(くねんぼ)の異名。ミカン科の常緑小高木。《冬の季語》
木守柿こもりがき、
きもりがき
柿の木に1つだけ実を残すことをいう。来年もよく実がなりますようにというおまじないと、冬季に餌の無い野鳥のため。《冬の季語》
山茶花さざんかツバキ科常緑小高木で、白、淡紅色の五弁の花を咲かせる。《冬の季語》
四温しおん冬の季節に4日ほど暖かい日が続くことをいう。《冬の季語》
十夜じゅうや浄土宗のお寺で、陰暦10月5日~15日の朝まで、10昼夜、絶えず念仏を唱える行事のこと。《冬の季語》
白息しらいき寒い時に吐く息が白く見えること。《冬の季語》
仙寥
(千両)
せんりょう冬場に赤い果実をつける、常緑小低木。《冬の季語》
玉霰たまあられ霰の美称。《冬の季語》
丹前たんぜん綿を厚く入れた袖の広い防寒用の着物。冬の室内着。《冬の季語》
長火鉢ながひばち居間や茶の間などにおく長方形の箱火鉢のこと。
流るる年ながるるとし年の暮れのこと。《冬の季語》
子の月ねのつき陰暦11月の異称。
眠る山ねむるやま冬の山の静かに眠るような姿のこと。《冬の季語》
初霰はつあられ冬になってはじめて降る霰のこと。《冬の季語》
浜千鳥はまちどり冬の浜辺にいる千鳥のこと。《冬の季語》
春支度はるじたく新春を迎えるための支度のこと。陰暦では正月が春であった。現在は、季節の変わり目の用意ということで広く解釈できる。《冬の季語》
干葉湯ひばゆ大根や蕪の干菜を入れてわかしたお風呂のこと。《冬の季語》
霏霏とひひと雪や雨が絶え間なく降るさま。
ふくら雀ふくらすずめ冬場の雀が、群れを成して暖を取るときのふっくらと膨らんでいるさまをいう。《冬の季語》
風呂吹ふろふき練り味噌を茹でた大根や蕪らにとろりとかけて食べるもの。《冬の季語》
冬霞むふゆかすむ 風の凪いだ静かな早朝や夕刻、うっすらとけぶったように見える霞のこと。《冬の季語》
干菜ほしな大根や蕪の葉を干し、汁の実にすること。《冬の季語》
牡丹鍋ぼたんなべ猪の肉を野菜といっしょに煮込んだ鍋のこと。《冬の季語》
松風の時雨まつかぜのしぐれ松林に打ちつける風が、まるで時雨の音のように聞こえるという表現。時雨は冬の季語。
三十三才みそさざい翼の長さが5㎝ほどの小さな鳥のこと。渓流や茂みなどでよく鳴く。《冬の季語》
三つ星みつぼしオリオン座の中央に並ぶ三つの星。からすき星。《冬の季語》
深雪晴みゆきばれ雪が降り積もったあとに、空が晴れること。《冬の季語》
餅の音もちのおと餅つきの音のこと。《冬の季語》
紅葉鍋もみじなべ鹿肉を用いた鍋のことで、鹿の肉は赤みなので紅葉鍋という。血行がよくなり、身体が温まるといわれる。《冬の季語》
夜鷹蕎麦よたかそば江戸時代の風物で、夜更けに担ぎ売りをする屋台の蕎麦屋のこと。上方では、夜鳴饂飩という。《冬の季語》
炉明ろあかり炉の火のあかりのこと。《冬の季語》

 

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年の瀬のころの言葉

日本の言葉には、「年の瀬をあらわす言葉」もじつに多くあります。

むかしから日本人にとって、一年を無事に過ごして「年末」を迎えること、そして「新年」を迎えることは、とても意味のあることだからかも知れません。

こちらでは、師走、年の瀬のころに関する言葉をあつめました。

 

言葉読みかた意味
一夜飾りいちやかざり大みそかに飾るしめ縄のこと。《冬の季語》
大節季おおせっき年末、大みそかのこと。節季は、1年末、歳末の意味。《冬の季語》
大年おおどし大みそかのこと。《冬の季語》
小晦日こつごもり大みそかの前日のことをいう。陰暦では12月29日、陽暦では30日。《冬の季語》
歳末さいまつ1年の終わりをさすことば。《冬の季語》
注連飾るしめかざる新年に年神さまを迎える準備として、注連縄を飾り神聖な空間をつくること。注連縄は、神域・聖域を外界から隔てる結界として用いられる縄のこと。《冬の季語》
師走しわす12月の異称のこと。《冬の季語》
除夜じょや一年の最後の日。大みそかのこと。《冬の季語》
除夜詣じょやもうで大みそかに神社へお参りに行くこと。《冬の季語》
煤おろしすすおろし新年を迎えるために、年末に、神棚をはじめ家の内外を掃き清めること。《冬の季語》
煤払すすはらひ(い)家中の煤や埃を払い清めること。多くは年末に行う。《冬の季語》
歳暮せいぼ年の暮れ、年末のこと。一年の感謝を込めて、年末におくる贈り物のこと。《冬の季語》
年歩むとしあゆむ年の暮れよりも主観的感慨のこもった言葉。《冬の季語》
年移るとしうつる旧年から新年に移ることをいう。《冬の季語》
年惜しむとしおしむ一年を振り返って、去り行く年を惜しむこと。《冬の季語》
年越としこし古い年を送って、新年に移ることをいう。また、大みそかの夜のこと。《冬の季語》
年越詣としこしもうで大みそかの夜に、翌年の歳徳方角の神社仏閣に参詣すること。《冬の季語》
年暮るるとしくるる年の終わり、年末のこと。《冬の季語》
年つまるとしつまる12月になること。また、12月も押し詰まってからをもいう。《冬の季語》
年取米としとりまい正月のために用意する米のこと。《冬の季語》
年の急ぎとしのいそぎ12月になること。また、12月も押し詰まってからをもいう。《冬の季語》
年の内としのうち年の日数がいくらもなくなった年内のこと。《冬の季語》
年の尾としのお年の終わり、12月も押し詰まった年末のこと。《冬の季語》
年の奥としのおく年の終わり、年末のこと。《冬の季語》
年の岸としのきし12月になること。また、12月も押し詰まってからをもいう。《冬の季語》
年の暮としのくれ年の終わり、年末のこと。《冬の季語》
年の梢としのこずえ12月になること。また、12月も押し詰まってからをもいう。《冬の季語》
年の瀬としのせ年の暮れのこと。《冬の季語》
年の関としのせき12月になること。また、12月も押し詰まってからをもいう。《冬の季語》
年の名残としのなごり12月になること。また、12月も押し詰まってからをもいう。《冬の季語》
年の宿 としのやど 年越しをする家のこと。《冬の季語》
年の湊としのみなと年の暮れ、年の果てのこと。《冬の季語》
年の夜としのよる大みそかの夜のこと。《冬の季語》
年一夜としひとよ大みそかの夜のこと。《冬の季語》
年夜としや大みそかの夜のこと。《冬の季語》
名残の空なごりのそら大みそかの日の空をいう。行く年に思いをはせながら、しみじみ眺める空のこと。《冬の季語》
暮歳ぼさい12月になること。また、12月も押し詰まってからをもいう。《冬の季語》

 

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春の季語をあつめた記事です。冬の終わり、春が近づいたころのことばもあります♪

 

冬のおすすめ本

さいごに冬の言葉と冬に関するおすすめ本をご紹介します♪

 


冬・新年の季語入門(4) (新俳句・季語事典) [ 山田みづえ ]

こちらは、冬、年末年始の季語を知ることができる辞典です。

 

 


夏井いつきの「雪」の歳時記

テレビでもおなじみ、夏井いつきさんの『雪』がテーマの本です♪

 


冬の本

こちらの本には、作家や音楽家、本を愛する著名な方々、84人の冬にまつわるお話がつまっています。いろんな冬に出会えますよ^^

 

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まとめ

今回は、冬にかんする綺麗な言葉をあつめてご紹介しました。

冬にまつわる綺麗な言葉も、実にたくさんありますね!

冬の綺麗な言葉には、想像をかきたてるようなものが多くあります。日本の文化にも触れることができます。

言葉がかわれば、同じことでもまったく違って見えてくるから不思議ですね。言葉ひとつで、印象もガラッとかわります。

これからのあなたの言葉の表現に、新しい広がりができれば幸いです^^

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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