【春の季語】『4月』・花や植物、生きものや生活・行事などの季語一覧

季節のことば・季語

4月】は春の中でも、入学式や新年度がスタートするなど、なにかとはじまりの月でもあります。

 

桜は満開となり、太陽のひかりも輝きあたたかな日も多くなります。とても前向きで希望のある月ですね!

今回は、『4月』の【春の季語】をはじめ、さまざまなジャンルの【春の季語】もあつめました。

 

よかったら、参考にしてくださいね^^

春の季語【4月】

はじめに『4月』の【春の季語】をご紹介します。

 

『4月』とひとことで言っても、上旬と下旬ではその表情は微妙に違います。使う【春の季語】もすこしずつ変化していきます。ぜひ参考にしてください^^

4月の季語

季語読みかた意味
エープリルフールえーぷりるふーるヨーロッパでは4月1日は、嘘をついても許されることになっていて、その日にだまされてしまった人のことをエープリルフールといいます。それが日本に伝わりました。四月馬鹿、万愚節(ばんぐせつ)ともいう。
木苺の花きいちごのはなバラ科の落葉低木の花。晩春のころ、梅花のような花をつける。
聞茶ききちゃ今年新しく製造した茶を、市場へ出す前に、その香味、風味を識別することをいう。利茶、嗅茶ともいう。
きらはるきらはる旧暦3月ころ、風が静かで、海面が油を流したようにおだやかなことをいう。
ゴールデンウィークごーるでんうぃーく4月29日~5月5日のこどもの日までの土・日、祝日などで休みがつづくのでゴールデンウィークと名付けた。黄金週間ともいう。
桜草さくらそう川べりの野原などにさく草花。濃いピンクの桜に似た花をつける。プリムラともいう。
四月しがつ 四月は春の最後の月です。桜が咲く花見の時期でもあり、就職や入学、転居など、新しい動きの多い時期でもあります。
清明せいめい二十四節気のひとつで、4月上旬、4月5日ころのことをいう。この頃になると、草木万象が清鮮になるので、このような名がある。
茶摘ちゃつみ茶の新芽を摘むこと。4月上旬からはじまる。八十八夜以降が最盛期になる。
つつじつつじ春から初夏にかけて、紅、白、紫、しぼりなどの花を鮮やかに咲かせる低木。庭園や道路の植え込みなどでよく見かけます。
梨の花なしのはな4月上旬ころ、桜に似た白い花を咲かせます。
夏近しなつちかし春の終わりごろのことをいいます。日の光も強くなり、草木の緑も濃くなってきます。夏隣ともいいます。
ねぎ坊主ねぎぼうず春の終わりごろ、茎のてっぺんに花をつける。小さな無数の花があつまり、まるい坊主のような形に見えることからこのように呼ばれるようになった。ねぎの花ともいう。
長閑のどか春ののんびりとしたさまをいう。日が長くなり、時間もゆるやかに過ぎるように感じる季節。
花衣はなごろもお花見に行くときに女性が着る晴れ着や美しい着物のこと。
花前線はなぜんせん春になるとさまざまな花が気候の暖かい南の方から咲き始め、開花線が北上していくさまのことをいう。
花冷えはなびえ桜が咲くころ、まるで冬にかえったような寒い日がある。そのような冷えるときのことをいう。この花とは、桜のこと。
花祭りはなまつり4月8日のお釈迦様の誕生日を祝うお寺の行事のこと。仏生会(ぶっしょうえ)ともいう。
花御堂はなみどう4月8日のお釈迦様の誕生日に、灌仏会(釈迦の誕生を祝う仏教行事)にさまざまな花で飾った小さなお堂のこと。
ふじ春の終わりころに、小さな薄紫色の花を房状に垂れ下がるように咲かせます。つる性の植物。白い花は、白藤(しらふじ)という。
藤棚ふじだな藤の花のつるを棚上の柵のようなところにはわせて、花を楽しむことをいう。
干しわらびほしわらびわらびを干したもので、煮物や和え物などにして食べます。
桃の花もものはな4月ごろ、かわいらしいピンクの花を咲かせる。
みどりの日みどりのひ4月29日のこと。植物を愛した昭和天皇をしのび、天皇誕生日のこの日をみどりの日と改めました。現在は、5月4日がみどりの日で祝日になっています。
八重桜やえざくら八重咲きの桜のこと。ほかの桜に比べてやや遅めの開花時期。
山吹やまぶき古くから詩歌に詠まれてきた花です。4月ごろ、若葉といっしょに鮮やかな黄色の花をつけた枝が垂れ下がり地をおおうように伸びていきます。八重咲きのものもある。
りんごの花りんごのはな4月頃ころ、桜に似た白い花を咲かせる。つぼみの時は薄紅色。花りんごともいう。
わらびわらび山に生えるシダの一種。開く前の葉は、まるで握りこぶしのように小さくかたくまるまっていて、細かな毛でおおわれています。
わらび狩りわらびがり野山などでわらびを摘むことをいう。

 

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過行く春

4月も下旬にもなれば、いよいよ春の終わりが近づいてきます。

こちらでは、春が深まるさまや、過ぎゆく春をあらわす季語をあつめました。

 

季語読みかた意味
春惜しむはるおしむ過行く春を惜しむこと。
春闌くはるたく花も散り過ぎて、春の最中もすぎた頃をいう。
春闌はるたけなわ春の真っ盛り、またはピークを過ぎた、過行く春をいう。
春の泊はるのとまり刻々と過行く春のことをいう。
春の限りはるのかぎり刻々と動き過て行く春のことをいう。
春の名残はるのなごり夏が近くなり、わずかに残る春の面影のこと。
春の果てはるのはて春の末、春の終わりのこと。
春の湊はるのみなと春の行きつくところで、港にたとえたことば。春の果て。
春深しはるふかし四月桜の花も散り、春のさかりが過ぎたころの感じをいいます。
春深むともいう。
晩春ばんしゅん5月に近い、春の終わりのこと。
行く春ゆくはる過ぎてゆく春のこと。春が終わること。

 

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春の季語【共通】

こちらでは春通して使うことのできる
【春の季語】をあつめました。

俳句などの季語の世界では、『春』は、
立春(2月4日ころ)から立夏(5月6日ころ)
までのことをいいます。こちらでは、この期間の季語をあつめました。

おおまかに、5つの種類にわけてあります。

 

自然と暮らし

自然や暮らし(生活)に関する【春の季語】をあつめました。

 

季語読みかた意味
あたたかあたたか春のあたたかさのこと。
薄氷うすらい
うすごおり
春先に急に寒さが戻り、池や水たまりに薄くはった氷のこと。
うららかうららか晴れた日の、日ざしが明るくおだやかな様子のことをいう。
朧月おぼろづき月がぼうっとかすんで見えることをいう。春になると太平洋側から水蒸気を多く含む風が流れ込んでくるため。
陽炎かげろう春の暖かい日に、景色がゆらゆらして見える現象のこと。
糸遊(いとゆう)ともいう。
風車かざぐるまセルロイドや紙、ビニールでつくられ、風が当たるとくるくる回る玩具のこと。
風光るかぜひかる春になると日の光が強くなり、そよそよと軟風が吹き渡れば、風までがなんとなく光るように感じることをいう。
東風こち春に東から吹いてくる風のことをいう。
木の芽このめ春の木の芽のこと。芽立ち、芽吹くともいう。
木の芽時このめどき春に木の芽が出始める時季のこと。
さえずりさえずり春は小鳥たちも繁殖期をむかえ、さかんに鳴きだします。その鳴き声をあらわしたことば。
残雪ざんせつ春になっても北側の裏庭ややぶなどに消え残っている雪のこと。遠くの高い山々に残っている雪のこともいう。
雪残る、日陰雪ともいう。
しゃぼん玉しゃぼんだまストローのようなものに石けんをつけて息を吹き込むと、しゃぼん玉ができる。光があたると虹色に光、春らしい遊びとして春の季語となっている。
剪定せんてい芽が出る前に余分な木の枝を切ったり、枯れ枝を除いたりすること。
耕したがやし春先に、かたくなっている畑や田の土を掘り起こしてやわらかくすることをいう。
遅日ちじつ春になり、日が暮れるのが遅くなったことをいいます。
遅き日ともいう。
茶摘みちゃつみお茶の芽(新葉)を摘み取ること。立春から数えて88日目ころ(八十八夜)から2,3週間がもっとも盛んにおこなわれる。
土筆つくし 春先に、まるで筆の先のような形で生えてくる植物のこと。
つくづくし、つくしんぼ ともいう。
鳥曇りとりぐもり春には、雁や鴨などの渡り鳥が北方へ帰ってゆきます。そのころの曇り空のことをいう。
菜種梅雨なたねづゆ菜の花が咲くころに雨の日が続くことがありますが、その頃の雨を菜種梅雨という。菜種とは、菜の花のこと。
のどかのどか春の静かでのんびりした感じをいう。のどけしともいう。
野焼きのやき春先の風の無い日に、野や土手に火を放ち、枯れ草を焼き払うこと。害虫を駆除して、草の成長を促すために行う。野火(のび)ともいう。
初音はつね鳥や虫の、その年、その季節の最初の鳴き声。とくに鶯の声のことをいう。
花種まくはなだねまく夏咲きや秋咲きの草花の種を、春の彼岸ころにまくのがよいとされているため。
日永ひなが春になり、だんだん日がのびて昼間が長くなってきたことをいいます。永き日ともいう。
風船ふうせん紙をはり合わせてつくった紙風船と、ゴムでできているゴム風船とがある。手でついたり飛ばしたりして遊ぶ、春の季語となっている。
ぶらんこぶらんこ学校や公園などにある遊具。のどかな春にふさわしい遊びとして、春の季語になっている。
水温むみずぬるむ寒さがゆるみ、春の暖かい日ざしで沼や池などの水があたたまってくることをいう。
山笑うやまわらう春の山の木の芽が芽吹き、明るく生気あふれる山のことをいう。
夕永しゆうながし遅日とおなじく、日が暮れるのが遅くなったことをいう。
雪解ゆきげ雪解けと同じ。雪解雫、雪解川、雪解風などの季語もある。
雪解けゆきどけ雪国で降り積もった雪が、春のあたたかさで解けはじめることをいう。
若草わかくさ春に芽吹いた若々しくやわらかな草のこと。春の草ともいう。

 

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『春』のつく季語

こちらでは、『春』がつく【春の季語】をあつめました。

 

季語読みかた意味
春暁しゅんぎょう春の明け方のこと。
別名:春のあかつき、春のあけぼの、春の夜明け
春光しゅんこうあたたかみのある柔らかな、すべての生物を育てるような、包容力のある力強い春の日光のこと。春光はその雰囲気をあらわす。
春愁しゅんじゅう春の物思い、なんとなく感じる悲しい気持ちのこと。春うれい、春かなしともいう。
春潮しゅんちょう春になると海は凪ぎ、ゆったりときらめくさまは、力強く感じられる。そのような春の潮のこと。
春眠しゅんみん春の夜の眠りのこと。春眠し(はるねむし)ともいう。
春嵐はるあらし春に吹くはげしく荒い風のことをいう。
春はやて、春荒れともいう。
春一番はるいちばん立春を過ぎてからはじめて吹くとても強い南風のことをいう。
春霞はるがすみ春に立つ霞のこと。
春風はるかぜ
しゅんぷう
春に吹くおだやかな優しい風のこと。
春雨はるさめ春に静かにしとしとと降る雨のこと。
春田はるた苗を植える前の田のこと。
春告鳥はるつげどりうぐいすのことで、日本で古くから親しまれている小鳥。
春鳥、匂い鳥ともいう。
春の朝はるのあさ春の朝のことをいう。
春の海はるのうみ春になると海はおだやかに凪ぐ日が多く、波の音もゆったりとしてきます。春の浜、春の渚、春の磯などもいう。
春の川はるのかわ春の雨や雪解け水などで水かさが増した川が勢いよく流れるさまのこと。春川、春の瀬ともいう。
春の雲はるのくも春の雲とは、まるで刷毛ではいたような、うっすらと淡いやわらかな感じの空や雲、ふわふわと綿のようにも見える雲のこと。
春の田はるのた苗を植える前のころの田のこと。げんげが一面に咲いていたり、苗を植える前の水が張ってある田など、春に見られる田の風景。
春の月はるのつき春の月は、おぼろのように、ほんのりかすんで見える。
春の暮はるのくれ春の夕方のこと。
別名:春の宵、春の夕べ、春の夕
春の空はるのそら春の空は、明るくやわらかな感じ。色もどこかうす白く見え、淡い色に感じます。
春の土はるのつちあたたかくなって、ふっくらと黒土が雪の間から見えると春が来たことを感じます。
土恋し、土匂う、土現るともいう。
春の泥はるのどろ春のぬかるみのこと。昔は舗装されていない道が多く、雪解けや春雨で道がどろどろになり、通る人を悩ませていました。と同時に、春が来たいう喜びもありました。春泥(しゅんでい)ともいいます。
春の波はるのなみ遠く沖合も、近くの浜辺も、春の海はどこかのんびりとした感じがするそのような海の波のこと。
春の野はるのの草が萌え、花が咲き、鳥が鳴き、生気にあふれた様子のうららかで明るい春の野原のこと。
春の日はるのひ春の一日、春の日ざし、どちらのこともいう。
春の灯はるのひ春の夜に灯す明かりのこと。春灯(しゅんとう・はるともし)ともいう。
春の光はるのひかり春の太陽の光のこと。明るいくやわらかい光。春光(しゅんこう)ともいう。
春の昼はるのひる明るくのどかで、のんびりと眠りを誘うような春の昼間のこと。
春の星はるのほし春は空気中に水蒸気を多く含むので、星もうるんだように見える。光も淡く感じられることも多い。
春の水はるのみず春の水量の多くなった川や湖沼の水のこと。
春の山はるのやま春になって、草木が緑の草をふき、明るく生気にあふれている山のこと。
春の闇はるのやみ月が出ていない春の夜の闇のこと。漆黒のような闇ではなくなまめかしさもあり、ほのかに光も感じるようなやわらかな闇のことをいう。
春の雪はるのゆき立春を過ぎてから降る雪のこと。春雪、淡雪ともいう。
春の夢はるのゆめ春の夜に見る夢のことで、短く儚いことのたとえに使う。
春の夜はるのよ春の日の夜のこと。さらに夜がふけると夜半の春という。
春の宵はるのよい春の日の夕方のこと。日が暮れて間もないころのこと。
別名:春の暮、春の夕べ、春の夕
春祭りはるまつり春に行われるお祭りのこと。もともとは農作物がよく実るように祈ったお祭り。

 

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行事や食べもの

行事や食べものに関する【春の季語】をあつめました。

 

季語読みかた意味
浅蜊あさりハマグリ科の二枚貝のことで、淡水のまじる海浜に生息する。潮干狩りでよくとれる貝。
鶯菜うぐいすな小松菜のことで、とくに3,4月ころにまいてとれたつまみ菜のことをいう。
遠足えんそく学校行事のひとつで皆で外へ出かけること。俳句では、春の季語になります。
草餅くさもちゆでたヨモギなどをいれてついたお餅のこと。中に餡を入れたものやきな粉をまぶしたものもある。よもぎ餅ともいう。
桜貝さくらがい浅い海にすむ3センチほどの二枚貝。まるで桜の花びらのように淡いピンク色で真珠のようなツヤもあり、とても薄くて繊細。春に、砂浜に殻が打ち上げられているのをよく見かける。
桜鯛さくらだい桜が咲くころ、産卵のために沿岸にあつまってくる真鯛のこと。
桜漬さくらづけ八重桜の蕾を塩漬けにしたもの。花漬けともいう。
桜餅さくらもち小麦粉などを水で溶き、うすく焼いた皮で餡などを包み、それを塩漬けしたさくらの葉でくるんだ和菓子のこと。関西では、もち米をつかって餡をくるむ。
さわら魚編に『春』と書く。サバ科の魚で、体長は約1m。色は銀灰色。味噌漬けなどにして賞味される。
潮干狩りしおひがり潮のひいた遠浅の海岸(干潟)であさりなどの貝をとったり、小魚などをとって遊ぶことをいう。
しじみ川、沼、湖などの砂地や泥地にいる二枚貝のこと。貝の殻は小さく黒っぽい色をしている。しじみ汁も季語で、しじみが具材の味噌汁のことで栄養価が高い。
白魚しらうお体長10センチほどの透き通っている魚のこと。食用にもなる。
たにしたにしカタツムリより殻を少し長くしたような黒色の巻貝。池や田にいて、昔は煮たりなどして食べられていた。
ちょう四季を通じて見かける虫ですが、『蝶』は春の季語。
椿餅つばきもちつばきの葉を2枚合わせで包んだ餡入りのお餅のお菓子。
摘草つみくさつくし、よもぎ、よめななど、食べられる春の草をつみに出かけること。古くは万葉時代から行われている。
なずななずな春の七草のひとつ。野原や道端に自生している。ぺんぺん草ともいう。
花菜漬はななづけ菜の花のつぼみを摘み取り、塩漬けにしたもの。京都の名産のひとつ。
母子草ははこぐざ春の七草のひとつ、ゴギョウのことを母子草という。道端などにも生えている草花。
はまぐり浅い海底の砂の中にいる二枚貝のこと。栗に形が似ているためにはまぐりと名付けられたといわれる。
ほうれんそうほうれんそう食卓にのぼる野菜として広く親しまれている青菜の一種。栄養価も高い。
わかめわかめほぼ全国の近海で採れる海草のことで、岩場に付着している。みそ汁などに入れて食べる。

 

 

生きもの

春に共通で使える季語の中でも、生きものに関する【春の季語】をあつめました。

 

季語読みかた意味
うぐいすうぐいす古くは万葉集のころにはすでに『うぐいす』と詠まれ、古くから親しまれている日本特有の小鳥。匂い鳥、春告鳥、春鳥ともいう。
おたまじゃくしおたまじゃくしカエルの子ども(幼生)のこと。春先に、池や水田、小川などで泳ぎまわっているのを見ることが出来ます。
亀鳴くかめなく古い和歌からちなんだ季語。実際には亀は鳴きませんが、空想的でロマンチックな趣きのある季語。
かわずカエルのこと。春から夏にかけて田や草むら、畑などでさかんんに鳴いている声がきこえます。
駒鳥こまどり燕雀目つぐみ科の小鳥のこと。うぐいすより少し大きく、尾は短い。雄の鳴き声は非常に声高で、ヒンカララララと聞こえる。日本鳴鳥の代表的な鳥。
つばめつばめ春に渡ってきて、人家の軒先などに巣をつくり、子育てをして、秋になり南方へ帰ってゆく渡り鳥のこと。
鳥帰るとりかえる冬を越すために、日本に渡ってきた白鳥や雁、鴨などが春になって北方へ帰ってゆくことをいう。
鳥の巣とりのす鳥は春に卵を産み、子育てをします。多くの場合、鳥の巣は鳥が卵を産み、育てる場所になる。
猫の子ねこのこ春に生まれた猫の子のこと。仔猫という季語もある。
猫の恋ねこのこい春は猫も繁殖期をむかえ、盛んに鳴いたりします。恋猫という季語もある。
ひばりひばり春になると、野原や河原などでよく見かける鳥のこと。雀に似た姿。ピーチュル、ピーチュルとにぎやかなさえずり。空高く舞い上がり、一気に急降下する姿は、揚げひばり落ちひばりといわれ、季語にもなっている。

 

花と植物

春をとおして使える季語の中でも、花や植物にまつわる【春の季語】をあつめました。

 

季語読みかた意味
犬ふぐりいぬふぐり春になると、道端や土手、野原などいたるところで咲いて、見かけることができる青い小さな花。オオイヌノフグリともいう。
うめバラ科の植物で、春先に紅白の香り高い花を咲かせる。
黄水仙きずいせんヒガンバナ科の植物。水仙の一種で、黄色のあざやかな花を横向きに咲かせます。とてもよい香りです。ふつうに『水仙』という場合は、冬の季語になる。
クロッカスくろっかす春の訪れを教えてくれる花のひとつ。黄色、紫、白などの花を咲かせる。球根で水栽培も行う。
くわ若葉にもえた春の桑のこと。
桑の芽くわのめ春の芽にも鮮やかな桑の新芽のこと。
さくらもっとも親しみのある花のひとつ。バラ科の落葉高木の総称。
山査子の花さんざしのはな中国原産のバラ科の植物。薬用として渡ってきた。3,4月頃に新緑とともに梅に似た5弁の白い花を咲かせる。
すみれすみれ野や山に咲くかれんな草花です。紫色が多く、うつむき加減に咲きます。花すみれともいう。
沈丁花じんちょうげ 早春に内側が白、外側が赤色の香りの強い小花を咲かせる。
椿つばきよく庭に植えられている常緑樹。春につややかな厚い花びらの花を咲かせる。種類も多く、赤や白、ピンク、八重咲きのものなどさまざま。
菜の花なのはな早春に咲くあぶらなの黄色の花。
猫柳ねこやなぎ早春の頃、銀ねずみ色のやわらかな毛でおおわれた卵型の穂がつく木のこと。
花水木はなみずき北アメリカ原産のミズキ科の落葉高木のこと。紅色、白色、ピンク色などの花を咲かせる。満開時はまるで桜のように見える。『あめりかやまぼうし』ともいう。
パンジーぱんじースミレ科の園芸植物。花弁は大きく、紫や黄色、白などのはなを咲かせます。三色すみれともいう。
雛菊ひなぎくヨーロッパ原産のキク科の多年草。長命菊、延命菊、デージーともいう。
ヒヤシンスひやしんすよく水栽培をおこなう球根植物。茎の先に香りの強い花が房状にあつまって咲く。花は、白や紫、赤や黄色などがある。
木蓮もくれんよく庭に植えられる木。三月頃、紫や白の大きな、まるでカップのような花が上向きに咲きます。白い花を白木蓮(はくもくれん)といい、こちらも春の季語。
やなぎ川べりや湖の岸などでよく見かける木。春の芽吹きが美しく、葉や枝が垂れ下がり風にゆれるさまが好まれて、街路樹としても植えられることがよくある。

 

 

まとめ

今回は、『4月』の【春の季語】をご紹介させていただきました。

春をとおして使える【春の季語】もあります。季語の世界では、春は、立春(2月4日ころ)から立夏(5月6日ころ)までをいいます。

4月は春の中でも、夏にちかづいていく季節。

春にもさまざまな顔があり、表情も刻々と変わっていきます。ことばを選びをたのしみながら、春をあじわってみてくださいね!

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

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